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ベルリンの至宝展 [映画、アート]

「来週・再来週は休日出勤が続くので、この3連休はゆっくりしよう…。」
と思ってたはずなのに、やっぱり連日出かけてしまいました。
と言う事で、神戸市立博物館で本日(10月10日)まで開催されていた
ベルリンの至宝展」へ駆け込みで行ってきました。
(いや、行ったのは土曜日なんすが(^^;)

2時過ぎに三宮へと繰り出し、そこから歩いて神戸市立博物館へ。
雨がぱらつくあいにくの天気で、博物館入り口にたどり着いた時も
入っていく人はそう多くない様に感じました。
「これならゆっくり観れるかな?」と思ったのもつかの間、開催終了間際の三連休
という事もあって、中は予想以上の人出.
入り口で貰った目録のNo.によると何故か157番から始まる(^^;入り口直後の
展示場から既に列が進まない程の人でした。

ちょっとした彫像や博物館島の説明パネルのある一階展示場を観終わると、
次は三階に上がり、そこから下りつつ観て回るのが順路。
市立博物館はいつもこの順路ですね。
でも、朝からロクに食べていなかった事と、予想以上の人出に観て回る前から
疲れたので、早々に二階の喫茶室へと入りました(笑)

そこで頼んだのは、青くて綺麗な定番クリームソーダとライムソーダ。
ライムソーダに関しては「生を絞っているので少々苦みがあるかもしれませんが
宜しいでしょうか?」みたくわざわざおことわりを頂いたのですが、苦みも好きな
僕としては望むところ。
で、実際に出てきた物は、薄緑色のソーダの表面に果肉が浮いている。
こりゃ確かに生を絞ってますわ(笑)
肝心の味はと言うと、苦みどころかライムの香りが効いていてむしろ爽やかな感じ。
炭酸もキツめで、休憩にはもってこいの「当たりライムソーダ」でした。
ライムソーダは癖があるのでイマイチ美味しくない所も多いですけれど、
市立博物館のは珍しくお勧めのライムソーダです。
ただ、お味見をもらったクリームソーダの方はもう少し炭酸が欲しかったですね。

さて、元気が出てきた所で三階の展示場へ。
エジプト美術が並ぶこの会場は、入った所からホルス、イシス、アヌビス、ハトホル
と言ったおなじみの神々を扱った美術品が会場入り口から並んでいました。
この手の神々が好きな僕としては、もうこの時点で満足(笑)
特に猫好きの僕には(何故か右耳の先がかけていた)猫の彫像と、猫の神様バステト神を
扱った美術品には大満足でした。
そこから少し進むと、王族の供養碑やミイラマスク、木棺など迫力の展示物が並び、
日本におけるドイツ年にちなんだ展示会を見に来ている事を忘れる雰囲気(笑)で堪能。
三階奥には古代西アジアの美術品が並び、「ライオンの装飾煉瓦壁」などこちらも
迫力のある巨大展示物に満足でした。

細い螺旋階段を下りて二階の展示場へ入ると、一転してヨーロッパの雰囲気に。
ギリシャ・ローマ美術のコーナーだけに、アフロディーテやクピト、アケオロスなんかを
題材にした展示物が並んでいます。
これらの物が一堂に会している博物館島ってほんまに素敵ですね。

そこからイスラム美術、コインコレクション、ビザンティン美術等々と進み、最後の方で
ようやくチケットやパンフレットに載せられているヴィーナスなどの絵画スペースへ
やってきました。
やはり神々を題材とした重厚な色遣いの巨大絵画が並べられると良いものです。
もちろん、神々を題材にした物以外にもエドゥワール・マネの「温室にて」など素敵な
絵画も楽しめました。

正直後半にあったこの手の絵画がもっと沢山展示されていると思っていたので、数の
少なさは残念でしたが、やはり僕の好きな各神々を題材にした美術品を堪能出来たのは
十分満足だったと言えるでしょう。

展示会場を出ると、展示会関連グッズ売り場へ。
絵はがきやしおり、クリアブック、ストラップなどお決まりの物が並んでいます。
ドイツにちなんで展示会仕様の箱になったユーハイムのバームクーヘンが
売られていたのはちょっと笑いました。
絵はがきは少なかったのですけれど、とりあえず二枚購入。

しかし、展示会関連グッズがイマイチだったので、一階にある市立美術館自体の
ミュージアムショップにも足を運びました。
すると、こっちの方が面白い物が一杯(笑)
エジプトの神々を扱った品物やスカラベのブローチなど、僕の心をくすぐる品物が
沢山置いてあったんです。
結局猫のキラキラポストカードと、いかにも使いにくそうなバステト神のボールペンに
散財して市立美術館を後にしました。
 
ちなみに、このバステト神はちゃんとスカラベのネックレスもしている所がポイントです(笑)

神戸市美術館では12月頭から
「ヴェルサイユ宮殿美術館所蔵 ナポレオン展 -新たな時代の創造者-」
も予定されている様で楽しみです。
兵庫県立美術館でも今月末から
オランダ絵画の黄金時代 アムステルダム国立美術館展
なる展示物が予定されていて、大好きなフェルメールなど素敵な絵画が楽しめそうです。
観る物いっぱいあるよなぁ…。(幸せな悩み。)

★今日の一言
夏は終わったと言うのに、今頃パソコンのFANを増設。
吸気FANを一機増やしてHDDの冷却にも使うおうと考え、作業の為久々に
ケースをバラバラにしました。
すぐ開けられる所はマメに掃除してたけど、やっぱり見えない所は凄い埃(^^;
絨毯の部屋で猫飼ってると埃対策も必要ですね。


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ドレスデン国立美術館展-世界の鏡- [映画、アート]

2005~2006年は日本におけるドイツ年。
近所の兵庫県立美術館でも「ドレスデン国立美術館展-世界の鏡-」
開催している事はチェック済みで、ようやく足を運んできました。


(今日は真冬並みの寒さだったので、海辺にある県立への道のりは極寒で
駅から足を運ぶのも大変でしたが(^^;)

兵庫県立美術館は、ひと昔前まで王子動物園のすぐ側にある、古くて
良い意味で「重い」感じ(個人的にはその趣が好きだったので…)の
美術館だったのですが、平成14年に現代建築としてHAT神戸
移転オープンしてからは以前よりも更に規模の大きな展覧会を次々と
開催しています。

さて、冒頭では「チェック済み」と書きましたが、実は「良さそうな展覧会が
ある」って程度で内容の詳しいチェックはしておらず、自分の当初の目的は
ポスターや広告等でもメインで扱われているヨハネス・フェルメールの「窓辺
で手紙を読む女」のみ。(ポスターでは「~若い女」と書いてありました。)

フェルメールは2000年に大阪市立美術館で開催された 「フェルメールとその
時代展」を見て以来最も好きな画家の一人です。
有名な「青いターバンの女(真珠の耳飾りの少女)」を初め「地理学者」など
多くの代表作に見られる美しいブルー。
「フェルメール・ブルー」と呼ばれるその色に心奪われました。
あっ、もちろんフェルメール・ブルーだけで無く、作品その物が大変素晴らしい
からこそ大好きなのは言うまでもありませんが。
今回ドレスデン国立美術館(正確には絵画館?)より来日した「窓辺で手紙を
読む女」も窓枠等一部にしか青が使われていない絵でしたが、これまた大変
素晴らしい作品でした。
リアルな女性の描写、フェルメールらしい力強く重みのあるハッキリとした色使い、
そして静かで落ち着いた雰囲気の作品なのに、とにかく明るいのです。
重さとは対照的な暖かな光が作品を包んでいます。
(自分には作品の素晴らしさに相反してこの程度の感想しか書けませんが…(^^;)
今回の目玉の1作品として専用スペースに祭壇見たく(?)飾られてましたが、
これを静かな美術館で時間を忘れて眺める事が出来たらどんなに幸せだろうか?
とつくづく思いましたね~。
うちの彼女はドイツに特別な思い入れがあるようなので、いつか現地でこの作品を
見られる機会が持てたらな、と思っています。

さて、肝心の展示の方ですが、ザクセン公国の首都であったドレスデンに纏わる
美術コレクションが展示されています。
ザクセン最盛期のアウグスト強王の戴冠衣装、彼が愛した日本の伊万里焼と
その影響を受けたマイセンの磁器、レンブラントと初めとする名画、敵国オスマン・
トルコの華麗な武具等々。
みどころ案内のパンフレットによると、「東西文明の交差点に位置する一つの都市が
いかにして各国の文明を映し出す”世界の鏡”となり得たかをうかがい知る事が出来る
でしょう」って事で-世界の鏡-なんだそうです。
個人的にはイタリアの各都市の風景画が多数見れた「第3章イタリア」は楽しめました。
ヴェローナだのパドヴァだのの風景画は、サッカー好きの自分にはまた違った意味で
感動させてもらえましたので。
あと、インパクトで言えば「第4章フランス」のごっっいダイヤの数々。
あれには思わず「ほぇ~」と見入ってしまいましたね(^^;;;

兵庫県立美術館では5月22日(日)まで開催し、その後2005年6月28日(火)から
9月19日(月・祝)まで東京の国立西洋美術館で巡回展が開催されます。
関西・関東在住の方は足を運んでみられては?
フェルメールやダイヤ(笑)だけでも一見の価値有りですよん。

★今日の一言
あそこのレストラン、前の職場の取引先なんだよな…。


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ケイト・ブランシェット [映画、アート]

昨日のアカデミー賞、話題としては主演・助演男優で初の黒人俳優
ダブル受賞だったり、ディカプリオが主演男優を逃したり、ヒラリー・
スワンクが2度目の主演女優を獲ったり、スコセッシはやっぱり受賞
出来なかったり、って所が主じゃないでしょうか?
しかし、個人的にはケイト・ブランシェットの助演女優受賞が何より嬉しい。
ハリウッドで一番好きな女優がこのケイト・ブランシェットなもんで。

当時注目していた映画であった「エリザベス」で主演女優にノミネート
された時、まさにこのアカデミー賞授賞式で(コスプレでは無い)ケイト・
ブランシェットを初めて見て「なんて美しい人なんだろう」と思った。
確かVioletのドレスだったと記憶してますが、まさに一目惚れでした。
まぁ好みは人それぞれなんで「美しい」には異論もあるかと思いますけれど、
少なくとも実力派・演技派女優と言う点では皆が認める所でしょう。
そんな彼女にオスカー女優と言う肩書が加わるのも当然の成り行き。
むしろ「エリザベス」の時にも受賞しといて欲しかったくらいです。
なんか英国の4億円豪邸を売却して豪州に帰って子育てをする、なんて
話もありますけれど、そう言わずに今後のより一層の活躍も期待します。
特にコスプレ物や歴史物が良いなぁ~。
「エリザベス」はもちろん「オスカーとルシンダ」とか「理想の結婚」
みたいな感じの彼女が魅力的やもん。

昨日から「風邪ぽいなぁ」と思っていたら今日は39度まで発熱。
インフルエンザか?やばいなぁ(^^;;;
やっぱりここまで熱が出るとフラフラで思考能力も著しく低下。
寒いのにバイク乗ってからマフラー忘れたの気づいたり、とか。
彼女やチャンにうつっていないか心配したけど、彼女は大丈夫みたい。
チャンは…

コタツの中でぬくぬく寝てるから大丈夫でしょう(笑)

★今日の一言
「ギフト」も面白かったし凄い演技をしてたけど、それより
ヌードを披露したケイティ・ホームズの意外な巨乳の方が
印象に強く残ってたりして…(笑)


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